夫婦円満への秘訣-罵倒しあっていた夫婦が…

夫婦円満への秘訣-罵倒しあっていた夫婦が…

(忍・認・稔の実例)


お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀です。
今回[金運をアップさせる4つの教え]の第3番目の[意(心はこび)]、その2である[忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)]についての実例をお話をさせていただきます。

この話は、実際に私が対応した実例です。
罵倒し合い、離婚寸前だったご夫婦が、忍・認・稔の心はこびを実践することによって、たった1年半でラブラブの夫婦円満になった話です。
ぜひ、参考にして下さい。

Kさんの悩み

一昨年の12月に1本の電話がありました。その方は神奈川県のKさんと言い、夫婦関係の悩み相談でした。
聞くところによると、奥様に「あなたと同じ空気を吸いたくない。」と別居され、ご本人もウツ状態になり、「死にたい…」と漏らすほどでした。

なぜ夫婦関係がここまで拗(こじ)れてしまったのかは、ここで述べませんが、Kさん自身も奥様に対してボヤいてばかりいました。
「ウチの嫁は俺の悪口ばかり言う」
「掃除も洗濯もしない」…などなど。

吉ゾウくんのご利益お守り

奥様が自分のことを愛してくれない鬱憤を、奥様の悪口をいうことで晴らそうとしていたのですね。
それでも、奥様とは絶対に離婚したくない…と言うので、まず[忍(にん)]の心はこびをしていただけるようにお願いしました。
つまり、

奥様からの暴言をしっかりと堪え忍んで下さい。

ということです。

「忍(にん)」の心はこび

最初から、暴言を吐く相手を認めることなんて…出来ないですよね。
そこで、まずは「堪え忍ぶ」ことを実践してもらったのです。
「堪え忍ぶ」ということは、相手を「受け止める」ことなんです。

①自分の魂レベルを高めるための修行、運を切り拓くための修行だと思って、奥様からの暴言を堪え忍んで下さい。

その上で、

②「私は○○(嫁さんの名前)を赦(ゆる)します」と、毎日30回お唱え下さい。

とお伝えしました。

実のところ、奥様の深層心理には「私のワガママを受け止めて欲しい!」「私のことを認めて欲しい!」という欲求があるのです。

これは夫婦関係に限ったことではありません。
子どもに対しても同じですし、上司や部下でも同じ事です。
例えば、子どもに「早く勉強しなさい!」…と、親は子どものためを思って言っている…つもりです。それを「うるさいな。わかってるよ!」と子どもが反発するのは、子どもなりに頑張っている部分を認めて欲しいからなのです。

「いつまでたっても認めてくれない」という思いがあり、親の気持ちとは正反対の行動を起こすのです。
また、普段よりも甘えて来たり、小さな怪我でも必要以上に痛がったりするのは、「自分の存在を認めて欲しい」という心の叫びなのです。

Kさんの奥様も同じです。

奥様の深層心理が「私のワガママを受け止めて欲しい!」「私のことを認めて欲しい!」と言っているのです。

本人も気がつかない深層心理で…。

奥様の深層心理がそう欲求するのですから、認めてあげれば良いのです。
そうすれば、面白いようにすべてが上手く回り出すんです。

しかし、最初から「認めよう」とすると大変なので、「忍ぶ=受け止める」ことから始めるのです。
これぐらいならば、ちょっと意識を変えるだけで、ちょっと我慢するだけで出来ると思います。
…最初はストレス溜まりますが…。

また、奥様に期待しすぎない。奥様をコントロールしようとしない。…ということもお伝えしました。

ところで…「自分が忍耐していたら、相手が余計に調子づくのではないですか。」と言われる方がいます。
でも、決してそんなことはありません。
必ず相手も柔らかくなってきます。

こればかりは実践しないとわからないので、ぜひやってみてください。

さて、Kさんの話に戻りますと、3ヶ月ほどは「忍」に悩まされていました。
どうしても「自我」が出てくるのですね。
でも、夫婦円満に戻りたいという熱意から、どうにか半年後には「忍」が実行できるようになったので、次の段階である「認」を実行していただけるようお願いしました。

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「認(ニン)」「稔(Nin)」の心はこび

…実は、「忍」ができるようになれば、自然と「認」になっていくのです。

奥様を認められるようになっていくのです。
長所を見るようになっていくのです。

そうすると、これも仏さまからの御加護なのか、自然と「《稔》(Nin)→お互いがお互いを認め合い、稔り合う」という円満の関係になっていくものです。

最初の電話を頂戴してから1年半…Kさんは、まったく異なった悩みを持つようになりました。
「奥様の肩や腰を毎晩揉まされて大変だ」…という悩み(のろけ話!?)です。
本当に素敵な《喜びの不満》ですよね。
よかった、よかった!

このように「忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)の心はこび」を日々の生活の中で実践していけば、必ず夫婦も、子供との関係も、職場での人間関係も良好になり、毎日を楽しく心豊かに過ごすことができるようになるのです。
必ず!

そして、その過程(修行)によって、あなたの霊性(魂レベル)が高まり、金運アップ・幸運アップへと繋がっていくのです。

…ちなみに、この1年半の間、Kさんの相談にのっていた私ですが、一番学ばせていただいのは私自身であったということに…「あ!」と気がついたのは最近のことです(笑)

桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀

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