牟田学先生からの学び
お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀です。
今回、[金運をアップさせる4つの教え]の第3番目の[意(心はこび)]、その2である[忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)]について、私の体験談をお話をさせていただきます。
人はみんな顔が違う
人はみんな顔が違う。
「心」も、顔と同じように異なるんです。 …みんな。
生い立ちや生活環境、地位や立場や思想によって、モノ(世の中・事実)の見え方がそれぞれ異なります。
つまり、モノの見え方は人の数だけあるんです。
1つのモノサシでは測れない。だから人間は面白い。
これは、私がサラリーマン時代に日本経営合理化協会の理事長・牟田学先生より諭された言葉です。
その時代、バリバリと働き、成績も良かったので、自分の考えが絶対だと思い込み、人とぶつかることがしばしばでした。
そんな時、理事長が私の隣の机に来て、何も言わずにメモにスラスラと「上記」の言葉を書いて、何も言わずに立ち去って言ったのです。
「何をしていたんだろう?」と不審に思った私は、机に残されていたメモを読み、頭をハンマーで大きく叩かれたのです。
人は、自分の見方が正しいと無意識に思い、その「思い込み」で発言や行動を起こしています。
しかし、人はみんな、自分の経験で学んだ範囲でしかモノを見ることが出来ないのですから、それぞれの人が、それぞれの思いで世の中を見ていることになります。
つまり、
世の中の見方や1つの事実の見え方は人の数だけある。
ということです。
そこに優劣などありません。
忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)の真理
でも、自分の考えが絶対だと固執してしまうと、なかなか上手く行きません。
自分の考えが絶対だと思わずに、自分自身の心を柔らかくし、相手の話に耳を傾け、寄り添い、理解することが大切なんですね。
この柔らかい心はこびのことを、仏教では「空」といい、私は[忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)]の真理と呼んでいます。
この[忍(にん)・認(ニン)・稔(Nin)]の真理を実践すれば、必ず金運アップ・幸運アップすること間違いありません。
ぜひ、みんなで実践しましょう!!
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
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今井長秀
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